ネットテレビと動画配信サービス(VOD)の違い

どこでも手軽に様々な番組を楽しめることで利用者が増えている動画配信サービス。ネットやテレビでの宣伝も多くされており、今後ますますシェアを増やしていくことが予想されます。

「いろいろな番組を見られるものだとはわかるけどテレビと何が違うの?」「有料チャンネルとして有名なWOWOWやスカパー!とは何が違うの?」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。

こちらの記事では動画配信サービスの特徴について紹介しながら、おすすめの動画配信サービスは何なのか、You Tube・テレビ・有料テレビチャンネルとの違いについても解説します。

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ネット動画配信サービスの特徴

動画配信サービスは自分のスマートフォンやタブレットといったデバイスで、いつでも・どこでも・好きな番組を楽しめるサービスです。ブルーレイレコーダーやテレビ・ゲーム機を使用することで視聴できます。

広告表示をすることで無料で利用できるものや定額制で多くの作品を見放題で楽しめるものまでいろいろな種類がリリースされています。

配信されている番組は過去に放送された国内外のドラマや映画・アニメ・アーティストのライブ映像やミュージックビデオ・バラエティー番組などがメインですが、サービスによってはオリジナル番組も制作されており、随時新しい作品も追加されていくので、自分好みのサービスを利用すれば見るものに困ることはほとんどありません。

おすすめ動画配信サービス

数ある動画配信サービスの中から今回は国内で有名な動画配信サービスとして3つ紹介します。

1.海外ドラマと日テレ系に強いHulu(フールー)

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Huluは国内で多くのユーザーから人気を得ている動画配信サービスです。配信している番組は10万本以上で、月額1,026円というリーズナブルな金額で利用することができます。

日本テレビ系のドラマであれば最新作でも見逃し配信をしているので、都合があって見ることができなかったり、うっかり寝落ちして見そびれた時にも最新話を見返すことができます。その他にも、本編にはない未公開シーンやドラマの番外編といったHuluでしか見ることのできないコンテンツも多くあります。

Huluのもう一つの強みは海外ドラマです。Huluでは日本初放送となる海外作品を多く取り扱っており、ここでしか楽しめない海外作品があるため、海外ドラマを好んで視聴している人には特に支持されています。

このように、Huluは海外ドラマや日テレ系列の番組を楽しみたい人におすすめの動画配信サービスです。

※Hulu(フールー)公式サイトへのリンク
Hulu(フールー)のレビューはこちら

2.豊富な動画に加えて書籍も読み放題のU-NEXT(ユーネクスト)

次に紹介するのはU-NEXTです。U-NEXTの取り扱っている作品は26万本以上とその数は動画配信サービスの中でも一二を争う作品数です。

加えて80誌以上の雑誌や漫画といった書籍も読み放題で、様々な楽しみ方ができる動画配信サービスとして人気があります。

月額は2,189円(税込)と動画配信サービスの中では高い分類に入りますが、見放題の動画に読み放題の漫画・雑誌が楽しめる上に、有料作品をレンタルする時に使用できる1,200円分のポイントが毎月もらうことができます。

動画を見るだけに留まらない楽しみ方ができる点は他の動画配信サービスとは違った特徴です。

※U-NEXT(ユーネクスト)公式サイトへのリンク
U-NEXT(ユーネクスト)のレビューはこちら

3.無料にはないサービスが便利なABEMAプレミアム

インターネットテレビ局として有名なABEMAですが、基本無料で利用できるABEMAが提供している有料プランがABEMAプレミアムです。無料のABEMAと有料のABEMAプレミアムの違いは快適性です。

月額960円のABEMAプレミアムに加入することで、動画のダウンロードや追っかけ再生、広告非表示でのビデオ再生やABEMAプレミアム限定番組の視聴ができるようになります。

ABEMAの番組はオリジナルのものや話題性のある特番が多く、シリーズ化されているものや生配信で放送しているものも多いため、外出先でも通信量をおさえて楽しみたい人やコメントを見ながら番組を楽しみたい人は無料ではなく有料のABEMAプレミアムの利用をおすすめします。

ABEMAプレミアムには2週間の無料期間があるので、有料のABEMAプレミアムを使ってみて無料で十分だと思った場合は2週間以内に解約をすれば料金が発生することはないので、普段から無料でABEMAを使っている人は一度試してみる価値はあります。

※ABEMAプレミアム公式サイトへのリンク
ABEMAプレミアムのレビューはこちら

類似しているサービスとの違い

映像作品を楽しめるコンテンツとして動画配信サービスの他に、YouTube・テレビ番組・有料TVチャンネルがあります。

それぞれの特徴と動画配信サービスの違いについて簡単に説明します。

Youtubeの特徴

動画配信サービスと同じようにスマートフォンやタブレットで気軽に動画視聴ができるのがYoutubeです。Youtubeで動画配信をして収益化することで生計を立てているYoutuberがいたり、芸能人が個人のチャンネルを開設しているほど、規模の大きなサービスになっていますよね。

YouTubeは動画「配信」サービスというよりも動画「共有」サービスという分野になります。個人でも動画を投稿することができるので、個人の動画を全世界の人と共有し、コメント機能で反応を知ることもできます。

動画の前後や最中に広告を流すことで基本的に無料で利用できるしくみになっていますが、広告非表示やバックグラウンド再生が可能になるYouTubePremiumという有料プランも存在します。

生放送番組のような配信機能(YouTube Live)もあり、投稿者と視聴者がリアルタイムでコミュニケーションをとれたり、投げ銭機能(Super Chat)で一個人として投稿者を応援したりコメントしたりできることは動画配信サービスとの大きな違いです。

テレビの特徴

テレビについての説明は不要かもしれませんが、それぞれのテレビ局で「この日のこの時間はこの番組」というように放送予定が決まっています。朝のニュースやお昼の情報番組など生放送の番組も多く、見逃してしまうと後から見返すことは難しいです。

その分、リアルタイムで新しい情報を入手することができますし、朝起きて決まったニュース番組を見て情報収集をして天気予報をチェックして仕事へ行く、といった毎日のルーティンの一部となっている部分もあります。

災害など大きなニュースがあった場合も最新情報を映像とともに得ることができるのもテレビならではの特徴です。

有料テレビチャンネルの特徴

有料テレビチャンネルは有料契約をすることで専門のテレビチャンネルが放送する番組を視聴することができるサービスです。動画配信サービスとは違い、テレビのように1日の番組表が決まっているので、録画しない限りは見たい時に見たい作品を視聴することはできません。

代表的なものとしてWOWOWやスカパー!があります。自宅にテレビがあれば、BS受信環境や専用アンテナやチューナーを用意することで視聴することが可能となります。そのため視聴は自宅のテレビに限られますが、多くの作品が高画質で提供されており、テレビで高画質な作品を楽しむことができます。

ジャンルに特化したチャンネルも多く、24時間放送しているものもあるので生活リズムが不規則な人や夜型の生活の人も退屈しません。深夜帯に放送されているものでもレコーダーに録画をすれば空いた時間に視聴ができます。

有料テレビチャンネルでしか見ることができない作品や好きなアーティストのライブ映像、スポーツ関連の特別な番組などがあることも有料テレビチャンネルだからこその魅力です。

まとめ

ちょっとした時間つぶしや毎日の楽しみになる動画配信サービス。時間や場所に関わらず楽しめることで人気ですが、動画配信サービスにはない楽しみ方がYouTube・テレビ・有料テレビチャンネルにもそれぞれあります。

今は自宅にテレビがない若者も多く増えていると聞きますが、テレビにはテレビの良さがあります。

どれを使うのが正解、というわけではなく、それぞれを賢く使い分けて好きな映像作品を楽しみましょう!

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