動画配信サービス(VOD)をテレビで見る方法

おうち時間が増えてきたここ数年で動画配信サービスは急速に普及してきました。
せっかく家で楽しむならば、テレビの画面でゆっくり楽しみたいですよね。
しかし、設定方法が難しいのではないかとできずにいる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、動画配信サービスをテレビで見る方法について解説します。
動画配信サービスをテレビで見るメリットとデメリットについても紹介するので、今はスマートフォンでしか利用していない人もぜひ読んでみてください。

動画配信サービスをテレビで見るメリット

動画配信サービスをテレビで見る方法を紹介する前に、テレビで視聴するメリットをお伝えします。

長時間見ても目が疲れない

30分くらいのアニメやバラエティー番組であればスマートフォンの画面で見ることはそこまで目疲れしませんが、2時間越えの映画や字幕作品を見るときには画面の小ささが気になりますし、手で持ち続けるのも疲れます。かといってスマホホルダーなどで置いてみると画面が遠くなって見づらさを感じますよね。

テレビであれば画面が大きいので文字や映像の細かなところまで見ることが可能です。ソファに座りながらのんびり視聴したり、ベッドに横になりながらリラックスして楽しむこともできるようになります。

作品の迫力や臨場感を味わえる

画面が大きい分、迫力や臨場感はスマートフォンの比になりません。特にアクション作品の迫力や映像美を楽しめる作品では存分に味わうことができるでしょう。

映像だけではなく、音声に関してもスマートフォンよりテレビのほうがスピーカーの性能が優れているので、外部スピーカーをつなぐことなく、良い音質で視聴ができます。

複数人で視聴しやすい

パソコンやタブレットの画面でも複数人で視聴することは可能ですが、やはり見やすさはテレビのほうが勝ります。

家族で一緒に視聴したり、友人と集まって食事やお酒を楽しみながら視聴したりする場面がある人はテレビに接続したほうがより楽しむことができるでしょう。

動画配信サービスをテレビで見るデメリット

テレビで見ることにはメリットのほうが大きいですが、いくつかデメリットも存在します。

専用機器(テレビ)が必要になる

動画配信サービスをテレビで見るにはメディアストリーミングデバイスやスマートテレビといった専用機器が必要になるので、持っていない場合は新しく購入する必要があります。

物理的にHDMIケーブルでスマートフォンなどのデバイスとテレビを接続することもできますが、メディアストリーミングデバイスを利用したほうがより手軽に楽しむことができるので、まだ持っていないという人はこのあとにおすすめの商品を紹介するのでそちらもご覧ください。

対応していない動画配信サービスがある

数多くある動画配信サービスの全てがテレビでの視聴には対応していないので、今動画配信サービスを利用している人は自分のサービスが対応しているかどうかを公式サイトのヘルプやQ&Aなどから調べてみましょう。

本記事ではテレビ視聴に対応しているおすすめ動画配信サービスについても紹介しますので、これから利用を検討する人は候補に入れてみてください。

※画像を使って解説する

動画配信サービスをテレビで見る方法

それでは、本題の動画配信サービスをテレビで見る方法について5つ紹介します。

方法1.スマートテレビを使う

スマートテレビとはテレビ自体がインターネットに接続できるテレビのことで、スマートテレビにお使いの動画配信サービスのアプリをインストールすればすぐにテレビで動画配信サービスを利用することができます。

スマートテレビのメーカーによって対応している動画配信サービスは異なるので、現在所持している人はご自分の使用しているスマートテレビの対応動画配信サービスが何なのか、これからスマートテレビの購入を考えている人が利用したい動画配信サービスに対応しているものを確認して選びましょう。

方法2.ブルーレイレコーダーを使う

スマートテレビではないテレビの人は、ブルーレイレコーダーで動画配信サービスを視聴することもできます。

スマートテレビ同様にインターネットに接続できるブルーレイレコーダーであれば視聴できる可能性があります。使用しているブルーレイレコーダーが動画配信サービス視聴可能かどうかは「機種名+動画配信サービス」といったキーワードで検索すると対応しているかどうかを確認しやすいのでわからない人は調べてみましょう。

方法3.ゲーム機を使う

お手持ちのゲーム機がインターネットに接続できる場合はゲーム機で視聴することができる動画配信サービスもあります。

ゲーム機の例としては「PS4」「PS5」「Xbox」「Nintendo Switch」などです。スマートテレビやブルーレイレコーダーに比べると対応している動画配信サービスが少ないことがデメリットです。1つだけでなく複数の動画配信サービスも利用したいと考えている人はゲーム機での使用はおすすめしません。

利用自体はゲーム機とテレビをケーブルで接続し、必要であればアプリをダウンロードするだけなのでとても簡単に始められます。

方法4.HDMIケーブルを使う

スマートテレビやブルーレイレコーダーを持っていない人やできるだけ安価に試してみたいという人には、HDMIケーブルでスマートフォンやタブレットをテレビへ接続する方法もあります。

デバイスとテレビをケーブルでつなぐだけなので難しい設定はありませんが、使っているデバイスに合った規格のHDMIケーブルが必要です。ケーブルの長さが短すぎると操作がしづらいこともあるので、利用を考えている環境に合わせてHDMIケーブルを選ばなければなりません。

方法5.メディアストリーミングデバイスを使う

最もおすすめなのがこのメディアストリーミングを使った方法です。

メディアストリーミングデバイスとは、お使いのテレビの端子に差し込むだけで簡単に動画配信サービスをテレビで見ることができるアイテムです。スマートテレビではないテレビでも、Wi-Fi環境があれば簡単にインターネット使用ができるようになるので、追加費用を抑えて動画配信サービスを楽しむことができます。

値段は5,000〜2万円までと様々なタイプが販売されており、選択肢が多いこともおすすめの理由の1つです。

おすすめのメディアストリーミングデバイス

いろいろな種類があるのでどれを買えばいいのかわからない、という人のためにおすすめのストリーミングデバイスを2つ紹介します。

Fire TV stick

1つ目はAmazonから販売されているFire TV Stickです。メディアストリーミングデバイスの中でも安価で4,980円で購入できます。テレビのHDMI端子に差し込んでWi-Fiに接続するだけで設定可能なことも機械が苦手な人にとっては有り難いです。

対応している動画配信サービスも多く、Amazon Prime会員であれば追加料金なしでPrime Videoを利用することができるので、Amazon Primeに会員の人にもおすすめです。

Chromecast

2つ目はGoogleのChromecastです。動画配信サービスだけでなく、音楽やゲームなど800以上のコンテンツを4,400円で楽しむことができるのが魅力です。

Amazon Fire TV Stickに比べると、テレビへ差し込む他にケーブルの接続やデバイスのペアリング、Googleアカウントへのログインなど少し設定に手順を要するところがデメリットですが、自分のスマートフォンをリモコンとして使用できるのでリモコンを増やさずスマートに使用することができます。

テレビ視聴対応のおすすめの動画配信サービス

動画配信サービスをテレビで楽しむ魅力についてお伝えしてきましたが、最後はテレビ視聴におすすめの動画配信サービスを代表して3つ簡単に紹介します。

Hulu

Huluは月額1,026円で10万本以上の作品を楽しむことができる動画配信サービスです。

ブルーレイと同じフルHD画質に対応しているので、4Kには劣りますがきれいな画質で視聴することができます。

ジャンルとしては海外ドラマと日本テレビ系列の番組配信が多いので、海外ドラマが好きな人やバラエティー番組が好きな人におすすめです。
※Hulu(フールー)公式サイトへのリンク
Hulu(フールー)のレビューはこちら

dTV

紹介する3つの動画配信サービスの中で最も月額料金が安価なのがdTVです。なんと500円で12万本以上の動画見放題サービスを利用することができます。

ライブ映像やミュージックビデオの配信が多いので、ながら作業のBGMとして楽しむこともできます。しかも画質は4K対応なので、高画質で好きなアーティストの映像を楽しめるのです。

※dTV公式サイトへのリンク
dTVのレビューはこちら

U-NEXT

※サイトイメージ画像
作品数が26万本以上と豊富なU-NEXTはコンテンツが多いだけでなく、動画配信サービスの中で現状最高画質である4Kに対応しています。そのため、テレビの大画面できれいな画質を楽しみたい人にはU-NEXTがおすすめです。

アカウントを共有できる人数も4人と多いため、それぞれで楽しみたい作品が異なるファミリー層にも好評です。

※U-NEXT(ユーネクスト)公式サイトへのリンク
U-NEXT(ユーネクスト)のレビューはこちら

まとめ

動画配信サービスをテレビで見る方法やメリットについて解説しました。

動画配信サービスをテレビで視聴する方法はたくさんあり、そのほとんどが難しい設定をせずに手軽に楽しむことができます。

この記事を参考にして自宅でも動画サービスを楽しんでみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました